こんばんは,ぱちろーです.
本日も,元•妻の不倫相手である西村に対する慰謝料請求について語ります.
前回のお話はこちら.
友人Tくんの紹介でお会いしたハイスペAくんのお蔭で,法的にも有効な離婚協議書と示談書を作成した僕.
その日の夜に,元•妻の不倫相手である西村に対して,示談書締結を持ちかけるために電話をかけます.
僕「夜分に恐れ入ります,ぱちろーです」
西村「こんばんは」
僕「先日はお忙しい中,ご足労頂きましてありがとうございました」
西村「いえいえ…」
「いえいえ」じゃねえよ笑
しかし,そのツッコミは声に出せない気弱な僕.
僕「早速なのですが,先日のお話し合いでも少し触れました本件の慰謝料と,それに伴う示談書の締結につきましてご連絡をさせて頂きました」
西村「はい」
僕「早速ですが,貴方には慰謝料として300万円を請求したいと考えております」
僕「ご了承頂けますでしょうか?」
西村「え…300万円ですか?」
西村「それは無理ですね」
ほう?
確かに,いきなり300万円と言われても納得できない気持ちもわかります.
それでは彼の言い分を聞いてみましょう.
西村「僕には慰謝料300万円なんて,支払える能力はありません」
キミの支払い能力なんて,知らんがな笑
とはいえ,慰謝料は大金ですから,場合によっては本当に支払いができないこともあるでしょう.
ここで,西村のスペックをおさらいしておきましょう.
○西村のスペック
- 年齢:アラフォー
- 年収:不明 / 正社員っぽい
- 住居:実家暮らし
- 家族構成:両親 / 婚姻歴なし
- 元•妻が結婚し,子どもがいることも把握した上で約1年不倫関係を継続
- 西村の上司である冬山さんの前で,僕の提示する条件を飲むと発言
うーん…正直,この年齢で,実家暮らししている単身者なんですから,よっぽど無計画な浪費家でない限り,支払えないことはないでしょう.
まぁ予想より高額だったため,拒否したんでしょう.
そこで,なぜこの金額を請求したのかを説明します.
僕「貴方の支払い能力はわかりかねますが…こちらもそれなりに調べた上で請求額を設定させて頂きました」
僕「まず,本件のような不倫に対する慰謝料の相場は様々な理由で決定されますけど,もっとも重要な部分は,夫婦が離婚したのかどうかになります」
僕「もしかするとご存知ないのかもしれませんが,我々夫婦は離婚することになりました」
僕「もちろん,それ以外にも小さい子どもがいることや,あなた方の関係が1年にも及ぶことなど,理由はたくさんございます」
西村「ええー…」
電話越しなので自信はありませんが…恐らく,我々が離婚することは想定外だったのでしょう.
割りと大きめのリアクションが返ってきました.
僕「もしかすると,貴方が想定していた額より多いのかもしれません」
僕「ただ,それは貴方の不適切な行動が,我々夫婦が離婚する直接的な原因となったからです」
西村「…はあ」
西村「…いや,それでも難しいですね」
まあ,西村がゴネる気持ちもわかります.
慰謝料なんて,安くて済むならそっちの方がいいですから.
僕「なるほど」
僕「それではいくらであればお支払いできますか?」
西村「…150万円が限界です」
うーん…反省している割には安くね?
ご拝読ありがとうございました.
次回に続きます.
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