サレ夫が離婚までの経緯を語ってみる(元・妻の不倫発覚編その9)

離婚

こんばんは,ぱちろーです.

本日も,離婚までの経緯について語ります.

前回のお話はこちら

※本日は男女間のデリケートな問題も含めて記載しますのでご注意ください

相手の男性(以下,西村)との話し合いを決意するも,西村本人とは連絡が取れない状況…

仕方がないので,元・妻と西村の上司(所長)である冬山さんに連絡を取り,西村への連絡と,明日の話し合いへの参加もお願いする図々しい僕.

それからしばらく,西村の連絡を待つことになったので,その間に元•妻に色々と聞いてみました.

僕「西村さんって会社でのポジションはどうなの?仕事内容は?」

元・妻「うーん…フォークリフトに乗っているかな」

元・妻は事務職がメインです.

忙しいときは現場に応援に行くようですが,リフトを乗り回している人が上司というのは少し疑問です.

僕「えっと…西村さんの役職は?」

元・妻「え…平社員かな?」

…それ,上司じゃなくね?

僕「ちなみに西村さんって,年収はどれくらいなの?」

元・妻「貴方より下…」

僕「ちなみに西村さんはどこに住んでいるの?」

元・妻「実家で暮らしてる」

僕「へー…家族構成は?」

元・妻「ご両親と一緒に暮らしてるはず…」

はい.

西村って奴も,目の前の元•妻もかなりヤバいってことはわかりました←

つまり娘からすると,40歳手前の婚姻歴もなければ子どもを育てた経験もなく,更に収入も特別多いわけでもない平社員のおっさんが,いきなりお父さんになる可能性があるわけです.

しかも,状況的にいきなり血縁関係もなく,面識もない祖父母との同居もセットでついてくる可能性が高いと…

控えめに言って,娘が可哀想です.

しかし,他にも聞き出さないといけないことがあります.

頑張って,質問を続けてみます.

僕「不倫のきっかけってなんだったの?」

元•妻「実は今年の春に不妊治療を止めてたの…気付いてた?」

元・妻「その矢先に彼に声をかけられて…それからズルズルと今の関係になった」

元•妻「弱っていたところに声をかけられたから…自分が悪いのはわかっているんだけど…止められなかった」

はい.

元・妻と長い付き合いがある僕は断言します.

この人は,この後に及んで自分は悪くないって言ってます.

むしろ,2人目を作ることに対して協力的ではなかった僕が悪いと言いたいんでしょうね.

実は,僕と元•妻は,2人目を含めた人生設計に対する考えが異なっておりました.

少し長くなりますが,過去の回想をご覧ください.

〜回想始まり〜

○不倫発覚の4年前

当時,僕と元•妻,そして生まれて数ヶ月の娘の3人は,僕が勤める会社の近くのアパートに住んでいました.

特にアパート暮らしに不満はありませんでしたが,建売のチラシが入っていたことを機に,戸建ての購入を検討し始めました.

そして,戸建て購入を検討するにあたって,最も大事なのが予算の設定です.

僕は給料や生活費(家計簿は僕がつけてました),娘やこれから生まれてくる子どもにかかる教育資金も含めて,様々なパターンでシミュレーションをしました.

そして最終的に

  1. 今すぐ家を建てる
  2. しばらくアパート暮らしを続けて,数年後に家を建てる
  3. しばらく僕の実家で暮らしてから,数年後に家を建てる
  4. 家を建てずアパートで暮らしていく

という案を提示しました.

これに対して元•妻は今すぐ家を建てるという選択肢を選びました.

理由としては,

  • 新しい家に住みたい
  • これからの娘の成長を考えるとアパートでは手狭
  • 僕の実家で暮らすのは無理

ということでした.

僕も家を建てたかったので,この意見に賛同しました.

ただ,今の生活レベルを落とさずに家を建てるには,子どもは1人しか育てられないこと,元•妻には最低でも月8万円を稼いでもらう必要があることを伝え,最終的に元•妻はこの案を了承しました.

そして約1年後,自宅が完成しました.

それから更に約1年半後,娘も保育園に通い始め,元•妻もパートに勤め始めました.

しかし,その後,元•妻は2つの約束を反故にしました.

ひとつ目は,パートで稼いだお金(8万円)を生活費として入れられないと言い出したことです.

元•妻の言い分としては,自分が稼いだお金のほとんどが生活費に消えるのは納得できないというものです.

僕「…それなら働く時間を増やして収入を増やせば?」

と提案してみました.

当時,娘は短時間保育でお世話になっていましたが,その理由は元•妻の勤務時間が短いからです.

一方で,元•妻の会社では慢性的に人手不足であり,勤務時間を標準(8時間/日)に増やすことも可能と聞いていました.

つまり,元•妻の勤務時間を増やすことで,娘も標準時間での保育が可能となり,元•妻の収入も増えるという算段です.

しかしこの提案に対して,元•妻は娘と過ごす時間がなくなることを理由に拒否しました.

確かに幼い娘と過ごす時間は貴重ですし,その言い分は理解できます.

そこで,今の勤務時間を変更せずに,元•妻の生活費における負担額を月8万円から月5万円に減らしました.

ちなみに,減った3万円を補填するために,将来の貯金や娘の教育資金が削られることとなりました.

ちなみに「子どもが大きくなったら働く時間を増やす気はあるのか?」といった質問には,その度に異なる答えが返ってきていました.

ふたつ目は,冒頭にもあった2人目の問題です.

実は僕の提示したシミュレーションでは,娘が地元の国立大学に通う場合を想定し,それにかかる費用(入学金や授業料)を我々夫婦が負担する前提で組んだものです.

これに目をつけた元•妻は

元•妻「女の子は高卒で十分」

元•妻「大学や専門学校に行きたいなら,自分で奨学金を借りて通うべき」

と,約束から1年以上も経過しているにもかかわらず,突然言い出しました.

しかし,僕はこの意見に賛成できませんでした.

僕としては

  • 娘の将来は,娘が決めることが当たり前
  • シミュレーションはあくまで地元の国立大学に進学した前提であり,県外や私立大学に通うならそれ以上のお金がかかること
  • 親として,最低限子どものやりたいことを(金銭的な部分も含めて)応援したいこと
  • そもそも2人目は男の子の可能性もあること

といった考えがありました.

子どもの教育資金に関しては,様々な考えがあると思います.

ただ,僕自身が奨学金を借りて大学に通っていた身です.

そのため,奨学金の返済という負担が,想像以上に大きいことを把握していました.

それに,娘が何かやりたいことを見つけた際に,お金を理由に諦めるということはさせたくありません.

そのことを元•妻に伝えると,決まって同じ台詞を繰り返しました.

元•妻「最悪,お互いの両親も健在やし,お金の面は大丈夫でしょ?笑」

…そうなんです.

この人,The•他人頼りなんです.

しかも自分の親だけでなく,旦那の親もちゃっかり頼ってくるしたたかさ.

僕が元•妻の立場なら,じゃあ自分がもう少し稼ぐ!とか,生活費を見直してここをこれくらい削ればどう?といった話になるのでしょう.

でも,この問題を含めて,この人からそのような提案を聞いたことがありません.

それに加えて,僕が夜の営みに積極的になれなかったことも理由に挙げられます.

娘の出産時には僕も立ち会っているのですが,娘の肩がつっかえてしまったため,自然分娩の途中からメスを入れるという生々しい様子を見ていました.

そのため,いざ行為の途中で元•妻が少しでも痛がるものなら,すぐに止めるようになりました.

ただ,出産から半年も経つ頃には痛がることもほとんどなくなりましたが,今度は行為の途中で娘が起きてしまうという問題に直面しました.

そんな状態が1年以上も続くと…行為に積極的になれないですよ.

しかも,上記のような金銭面,あるいは行為自体の問題が解決しない状態にもかかわらず,元•妻は不妊治療に行くと言い出しました.

確かにお付き合いを始めた当初から,子どもができにくい体質であるとは聞いていました.

元•妻が20代のうちに2人目を作りたいと言っていたことも知っています.

ただ,娘は自然に授かってましたし,夫婦の意見が噛み合わないこの状況で,不妊治療に臨むという元・妻の意図が理解できず,当初僕は反対をしました.

しかし,元•妻の決心は固く,最終的には条件付きで通院を了承しました.

  • 通院費用は元・妻の稼ぎから捻出すること
  • 上記の理由から行為に対して積極的になれる気がしないことを了承すること
  • その上で2人目が授かれば夫婦で責任をとって育てていくこと

元•妻もこれに同意して約1年,不妊治療を受けていました.

しかしながら,上記のような問題山積みの状況で2人目が授かるわけがありませんでした.

〜回想終わり〜

以上を考慮し,それぞれの立場での言い分をまとめますと

○元•妻

  • 不妊治療に通院しながら,2人目を作ることを頑張っている
  • 2人目に関わる金銭的な問題も,高卒なら解決するし,最悪お互いの親を頼ればいい
  • これ以上働きたくない
  • こんなに私が頑張っているのに,2人目に積極的ではなかったぱちろーが悪い
  • 上記の状態で他の男性に声をかけられたら,ついていっても仕方ない

○僕

  • そもそも家を建てるときの生活費の配分について,約束が守られていない
  • 家を購入した際に,2人目は作らないことで話し合いは終わっている
  • 娘が地元の大学に通えるくらいの教育資金は確保しておきたい
  • 2人目を作ることで発生する金銭的な問題を,お互いの両親頼りにすることが不愉快
  • そもそもどのような背景があろうと,不貞行為を犯したくせに被害者ズラしていることが気持ち悪い

まぁ今更どうでもいいんですけどね←

そんなことを考えているうちに,西村から着信がありました.

ご拝読ありがとうございました.

次回に続きます.

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