サレ夫が離婚までの経緯を語ってみる(第2回調停編その5)

離婚

こんばんは,ぱちろーです.

本日も,離婚までの経緯について語ります.

前回のお話はこちら

元•妻が親権を放棄することで,着々と進む離婚の話…

元•妻が親権を放棄するという衝撃に加えて,細かい条件についても言及されるも元•妻の意図が分からず困惑する僕.

しかしながら,離婚はできるわ,親権は無事得られるわと言うことで,細かい部分は気にしない(というか諦める)ことにした僕.

弁護士「ちなみに,離婚届は申立人(元•妻)が提出することになります」

僕「へー」

調停員から伺った条件での離婚を了承し,控え室に戻った僕と弁護士.

そこで僕は弁護士に対して,今後のスケジュールを尋ねていました.

どうやら調停離婚の場合,戸籍から抜ける方が離婚届を提出するようです.

あと,通常の離婚は,夫婦でそれぞれ離婚届に記入した上で役所に提出の運びとなります.

しかしながら,調停離婚の場合は,調停で離婚が成立しており,離婚届はあくまで便宜上(戸籍上の処理)提出するにすぎないようです.

なので,離婚届の記入も,戸籍から抜ける側が記入し,提出すればOKとのこと.

ちなみに,おおよそ離婚に係る処理が完了するのに2週間くらいみておけば良いみたいです.

※当時は上述の説明をされましたが,ネットで検索すると全然異なる情報が出てきました笑

従いまして,この記事に記載した内容はあくまで参考としてください.

僕「わかりました,ありがとうございます」

僕「あと,今回で夫婦関係等調整調停婚姻費用分担請求調停が終わりとなりますが,元・妻はあえて面会交流調停を終わらせませんでした」

僕「この意図について,お分かりになりますか?」

弁護士「これは恐らくなのですが,面会交流調停をここで終えてしまうと,この後に控えている調停条項で大したことが書けないからだと思われます」

僕「???」

僕が首を傾げていると,弁護士が詳しく教えてくれました.

元・妻は親権を諦めたけれど,面会交流は諦めていません.(恐らく娘と2人で会いたい)

そのため元・妻側に有利な条件で面会交流を実施する方向にまとめたい.

でも,調停条項(調停で決まったルール)には,そんなに詳しく条件を記載することができません.

今回のケースなら「面会交流においては双方が相談の上で決定すること」くらいになるそうです.

加えて,これまで面会交流は実施されたいないため,僕が面会交流に素直に応じるのかを不安に感じているのであれば,尚更一旦様子を見た上で,次回以降の調停で最終判断したいのではないか?という見解でした.

コンコン!!

そんな話をしていると,控え室のドアをノックする音が聞こえました.

女性調停員「失礼します」

女性調停員「お待たせしました,こちらへどうぞ」

そう言って通された部屋には,男性調停員に加えて,元•妻とその隣に見覚えのある女性,そして見慣れぬ男性がいました.

僕「あー…あれがお義父さんが言っていた元•妻側の弁護士(デビィ)ね」

※デビィの顔は事前にネットで見てました

そんなことを思いながら着席します.

どうやら,見知らぬ男性は裁判官(?)のようです.

実は控え室に戻る前に,調停員からこの後,調停離婚の条項を読み上げることと,それを申立人と一緒に聞くか,それとも別々に聞くのかを尋ねられていました.

よせばいいのに,親権が得られることでテンションが上がった僕は

僕「いいっすよ」

と返事をしたのでした←

裁判官「それでは調停条項を読み上げます」

裁判官「異論があれば,仰ってください」

そう言うと,裁判官は調停条項を読み上げ始めました.

  1. 申立人と相手方は,本日調停離婚をする
  2. 当事者間の長女の親権者を父である相手方と定める
  3. 申立人は相手方に対して,養育費として月5千円を,娘名義の口座に支払う
  4. 当事者双方は,本件離婚(慰謝料を除く)に関し,本条項に定めるほか,何ら債権債務がないことを相互に確認し,今後,名義のいかんを問わず,互いに金銭その他一切の請求をしない
  5. 手続き費用は,各自の負担とする

僕はこれを聞いて「ん?」と思いました.

それと同時にデビィが口を尖らせながら発言します.

デビィ「養育費って何歳までの支払いになりますか?」

確かに重要な要素ながら,すっかり抜けてました.

いや,僕と元・妻は素人なので仕方ないにしても,それ以外の人間が忘れちゃいけないだろ笑

男性調停員「あ,そういえば決めてませんでしたね」

そこの調停員さん…うっかり八兵衛を気取るな笑

↓元ネタはこちら↓

男性調停員「ちなみにお二人の学歴は?」

まぁ選択肢としては…

  1. 18歳まで(高校卒業)
  2. 20歳まで(成人)
  3. 22歳まで(大学卒業)

の3パターンが多いのでしょうし,学歴についての質問も妥当でしょう.

でも,元・妻は学歴否定主義者.(僕主観だけどね)

その決定方法は不味くないかい?笑

僕「大学院卒です」

元・妻「…高卒です」

シーン…

何かを察したかのように黙る一同.

少し間を空けて,デビィが喋り始めます.

デビィ「では,間をとって20歳まででどうでしょう?」

僕「それで構いません」

元・妻「…」

元・妻は何か言いたそうでしたが,自身の代理人であるデビィの提案だからか,素直に応じました.

その後,無事離婚は成立しましたとさ.

おしまい.

ご拝読ありがとうございました.

…嘘です.

-第二回調停編-

<完>

次回は,ドキドキの面会交流編をお送りします.

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