サレ夫が離婚までの経緯を語ってみる(元•妻の荷物の整理編その11)

離婚

こんばんは,ぱちろーです.

本日も,離婚までの経緯について語ります.

前回のお話はこちら

さっきから元•妻が僕と娘がこの家に住み続けるのかを気にしていた理由は,家電を持って帰るつもりであるためだとわかり,呆れてしまうぱちろー兄妹.

娘のためを考えて,しばらく2人暮らしを続けると伝えることでその考えを一蹴したと思ったら,今度はこの家の処分の話を始める元•妻.

それに対して,僕の考えを伝えます.

僕「これはあくまで僕の個人的な考えだけど,娘がどっちで生活をするのかを決めてから家の処分を考えるのでも良くない?」

元•妻「でも,離婚協議のときにその話にもなるよね?」

元•妻「そんなズルズル引き伸ばすつもりなの?」

元•妻「それでは,いつまで経っても離婚できないよね?」

まさか不倫した側からズルズル引き伸ばすなんて言葉が出てくるとは思ってもいなかったため,少し動揺する僕.

僕「いや,財産分与のところは,すぐに離婚できないこととは関係ないでしょ?」

僕「今,僕たちが離婚できないのは,娘の親権が決まっていないからで,それ以外の部分が離婚の障害になることはないでしょ?」

僕「僕も,ズルズル引き伸ばしたくはないけど,娘の将来に対する選択肢な訳だから,慎重に決めたいと思ってるし,娘のためなら我慢できます」

僕「そもそも親…というより貴女の身勝手な行動で娘を苦しめるわけだから,我慢するべきでしょう?」

元•妻「…」

はい.

睨まれてますね笑

沈黙を続ける元•妻に対して,我慢できず煽ります.

僕「僕がおかしなことを言っているようなら,どうぞ否定してください」

元•妻「…」

はい.

睨まれております笑

僕「娘がこの家に住みたいって言ったときに「ごめん,もう売ってしまった」なんて…そんな身勝手なこと言えない」

元•妻「じゃあ,娘が「住みたくない」って言ったらどうなるの?」

いや,その質問おかしくないかい?

さっきから,その答えを言っていると思っているんだけど?

僕「そのときは財産分与として,家の売却額を引いたローンの額を割れば良くない?」

僕「もしくは,それに相当する費用を別枠で頂いてもいいわけだし…」

元•妻「???」

僕「長引かせたくないなら,慰謝料や養育費を多めに支払ってくれればいいよ?」

元•妻「…」

そんなやりとりをしているうちに,ある疑問が浮かんだので元•妻に尋ねます.

僕「ちなみに弁護士は,財産分与について何か言及してた?」

元•妻「いや,特には…」

でしょうね.

弁護士からすれば,わざわざこのタイミングで財産分与を申し出るメリットがないと思うんです.

なぜなら,この家の名義は僕になってますので,法的には僕の負債です.

それに,夫婦の財布は基本的に別管理です.

もちろん,夫婦で現在保有している共有財産に多少の偏りはあるでしょう.

しかし,それよりもはるかに住宅ローンの金額が大きく,放っておけば僕が気付かない(元•妻に請求しない)可能性もあるわけです.

そうなれば元•妻は,夫婦の共有財産の一部を手放す代わりに,住宅ローンという大きな負債から逃れることができるため,差し引きで絶対にプラスになります.

そこまでの事情が弁護士に伝わっているのかは定かではありませんが,元•妻があまりにもしつこく聞いてくるので違和感がありました.

僕「だよね」

僕「弁護士の立場なら,家の名義が僕である以上,このタイミングで言うわけないよね笑」

思わずちょっと小馬鹿にするように煽る僕.

元•妻「でも,名義はあなたでも,夫婦の共有財産だよね?」

僕「そうですね笑」

僕「じゃあ,貴女が言う通りこの家のローンの半分を担ってもらおうか?」

元•妻「それは無理」

意味がわからない笑

ただ,僕としても親権を取る前提なら,この家を売却する気はなかったため,これ以上は突っ込みませんでした.

そして,再び荷物の整理を始めます.

僕「お風呂場は,貴女のものを分けてるから…」

僕「もし,他に必要なものがあれば言ってください」

元•妻「電子レンジ,炊飯器,冷蔵庫…」

少なくてもこの家には当分,僕だけではなく,娘も住むんですけど?

僕「それは…無理だね」

元•妻「まあ続けて住むなら,そうだよね」

あっさり引き下がってくれました.

と思いましたが,元•妻が続けて言いました.

元•妻「でも,これって商品券?みたいなやつで買ったよね?」

そうなんです.

実は,我々の地域では,この地域で結婚した夫婦に地域で使える商品券がもらえるのです.

その額は10万円.

そして,元•妻の言うように,その商品券の一部は家電の購入に使用しました.

僕「そうだね」

僕「でも大丈夫,そんな金額はどうでも良くなる額のお金が動くから笑」

僕「どうしても10万円が惜しいなら,頑張って請求してね」

元•妻「…」

ご拝読ありがとうございました.

次回に続きます.

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