こんばんは,ぱちろーです.
本日も,離婚までの経緯について語ります.
前回のお話はこちら.
今回から,いよいよ調停編が始まるわけですが,その前に改めて調停についてのおさらいと元•妻の申し立て内容について整理しておきます.
※あくまでも僕が経験した家事調停を参考に作成しております点はご了承ください
○調停の目的
紛争当事者双方の間に第三者が介入して紛争の解決を図ること.
今回のケースで第三者は,裁判所(調停委員)となります.
○調停の流れ
- 調停が必要だと判断した人間(申立人/今回は元•妻)が調停を申し立てる
- 裁判所から第1回調停期日の連絡が入る
- 問題が解決するまで,調停(話し合い)を繰り返す(頻度は1〜2ヵ月に1度)
なお,問題が解決できれば,合意内容を調停調書として書面化されます.
不成立の場合は,必要に応じて審判や訴訟となります.
調停が必要なくなれば,申立人はいつでも取り下げることは可能です.
○その他
- 調停当日までに,申立人(今回は元•妻)は申立書(申立の理由)を提出します.
- 相手方(今回は僕)は調停当日までに,答弁書を提出できます.
- 調停員(第三者)は,男女1人ずつ(計2人)が選ばれます.
- 調停当日は,当事者同士が顔を合わせることはなく,調停員の待機する部屋に双方が順番に入退室を繰り返して,意見を述べます.
そして,元•妻が申し立てた調停は次の3種類です.
- 夫婦関係等調整調停(いわゆる離婚させろ…というか親権をよこせという要求)
- 面会交流調停(要は娘に会わせろという要求)
- 婚姻費用分担請求調停(なぜか別居後の生活費を負担しろという要求)
…気にならないですか?元•妻の申立書の内容笑
この内容だけで3記事くらい書けそうな勢いなのですが,面白い部分を抜粋したのでご覧ください.
まずは,夫婦関係等調整調停の申立書です.
申立書に,夫婦関係をどうしたいのかと仮に関係を解消したいのならその希望条件を記載する欄があるのですが…
しっかり養育費5万円/月を希望されております.
確か以前の話し合いで,「1人でも娘を育てる覚悟がある」って発言もありましたし,荷物を整理した際には「貯金を崩してでも」とも発言しておりました笑
もちろん養育費は娘の権利ですが…この申立書が作成されたのは上記の発言から1ヵ月も経ってない頃なんです.
正直,「乗っけからそんな調子で…本当に覚悟は決まってますか?」って感じです.
あと,夫婦関係等調整調停には,申立ての動機を選択する欄もあるんですが…
これですわ笑
いやね,性格があわないことも動機のひとつとして挙がるとは思います.
ただ,どう考えても異性関係に◎が付くだろと.
しかも,別の場所に夫婦が不和となったいきさつや調停を申し立てた理由などを記載してくださいという欄が設けられているわけですが,そこにはしっかり「申立人による不貞が原因で別居に至っている」って書かれているんです.(相手が直筆で書いているのでここには載せませんが…)
ぶっちゃけ「往生際が悪くない?」って感じるんです.
次に,面会交流調停の申立書です.
こちらには本申立てを必要とする理由が記載されているわけですが…
どうやら僕が面会交流を拒否しているらしいです笑
確かに,両家の話し合いでは「今後関わってほしくない」と伝えましたし,LINEで面会交流を要求されたときにも断っています.
ただ,そもそも両家の話し合い終了後,改めて離婚条件を詰めるために話し合いを持ちかけた際に断っているのは元•妻ですし,元•妻の荷物を片付けた際に面会交流は実施する方向で検討している旨を伝えておりました.
そのため,僕側から言わせれば「申立人が話し合いに応じず,実家から家出をするという信用を失墜させる言動を平気で取るから」話し合いが必要なんです笑
最後に,婚姻費用分担請求調停の申立書ですが,こっちはもう僕の立場でも目を背けたくなる内容なんです.
以前の記事でも記載した通りなのですが,僕に言わせるなら元•妻は,実家にも戻らずに職場の近くで一人暮らしって…わざわざ苦行の道を選択しているようなものなんです.
それに加えて,別居時の費用負担を求める例を頭に浮かべてみますと…
- 申立人:小さな子供を抱え,泣く泣く別居生活を選択した親
- 相手方:離婚理由を作った親
というような図式だと思うんです.(あくまで僕の頭に浮かんだ例です)
でね.
この図式に我々の関係を当てはめると…
- 申立人:娘と同居している僕
- 相手方:不貞行為を犯した元•妻
となります.
つまり,今回のケースにおいて一般的に請求するのって,どちらかと言えば僕やん笑
※あくまで素人の見解です
あと,これは上記3つの申し立て全てに対する僕の意見なんですけど…
このような申し立てを元•妻が僕に対して行ったという事実を,将来の娘が把握した際に,娘は自身の母親に対してどんな気持ちを抱くのかって話なんですね.
僕が元•妻の立場と仮定して,娘の将来を考えつつ,可能な限り身近に成長を見守りたいと思うなら,まず反省の態度を周囲にアピールすると思うんです.
ここまで事態が大きくなった以上,当然元の生活には戻れないことは覚悟しますが,裁判所が面会交流を積極的に推奨している以上,最低限の面会交流は担保できる可能性が高いわけです.
しかしながら,ただ面会交流をするだけでは,娘からすると定期的に会っている女性に過ぎません.
では,娘に対して母親の愛情を注ぐにはどうするのか?
それって娘に対して周囲の人間に
「母親である元•妻は別々に過ごしているけれど,娘のことをきちんと考えているんだよ」
「元•妻は間違いを犯したけれど,今はきちんと反省しているんだよ」
と言ってもらうことだと思うんです.
(なぜなら面会交流だけでは,圧倒的に時間が足りない…)
それに父親と娘という関係上,娘が思春期を迎えた際に抱える悩みを,父親がきちんと手を差し伸べられるのかは疑問です.
そんなときに母親がまともなら…娘は自然と母親に相談するでしょうし,それを周囲の人間は見守るでしょう.
でも,母親が過去に不倫をし,義両親とも孤立し,反省の態度も示していないって…そんな人間に娘を任せられないですし,娘が母親を頼ろうとしても全力で阻止するでしょう.
まああくまでも僕が元•妻の立場なら…ね.
しかし,上記3つの申立書を,いくら自身の権利だからって請求してくるなんて…
別居後の生活費を僕から取り立てるってことは,親権の行方次第では娘の財産を奪おうとしていることと同義になるわけです.
それをわざわざ請求してくるなんて…客観的に判断しても反省してませんって顔に書いているようなものじゃないですか?笑
しかも,調停ってことは嫌でも記録が残るわけで…正直,娘が将来これを読んで,それでも尚「元•妻が大好き」と娘に思ってもらうって,親権がどっちに転んでも厳しいと思うんです.
いずれにしても,父親である僕としては「僕に対しては不誠実であっても,娘に対しては母親として誠実であってほしい」と思っていたわけですが,これは無理だなと感じました.
どうでもいいことですが,このような法律を定めた昔の偉い人も,まさか元•妻のような人間が行使するとは想像もしていなかったでしょうね笑
ご拝読ありがとうございました.
次回に続きます.
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