こんばんは,ぱちろーです.
本日も,離婚までの経緯について語ります.
前回のお話はこちら.
元•妻に対して追い討ちをかけるように問いただす妹の期待に応えようと,頑張って涙を流す僕…
しかし30歳を過ぎたおっさんが突然泣き出したことで,妹に加勢するどころか,完全に水を差す形となってしまいました.
ただ,最終的には元•妻から本音を聞き出すことに成功し,ギリギリのところで兄としての面目を保つことに成功する僕.
そんな異様な雰囲気を察してか,突然冬山さんが声を発しました.
冬山さん「あのー…ちょっといいですか?」
僕「はい,どうぞ」
冬山さん「社会的な部分以外は入らないでおこうと思っていたのですが…」
断りを入れつつ,冬山さんが話し始めます.
冬山さん「お前らちょっと責任なさ過ぎないか?」
冬山さんは静かに…でもちょっと怒った雰囲気で,バカどもに対して一喝しました.
冬山さん「(西村に対して)残りの処分はお任せしますって…そら楽やな?」
昨日のお電話ではドライというか,若干迷惑そうな雰囲気もあったのに…まともやん笑
冬山さん「これからどうなるのかはわからないけれど,あまりにも無責任すぎるぞ!」
冬山さん「(僕に向かって)ごめんなさいね」
冬山さんは,バカどもに向かってさらに語気を強めた後,僕に対して謝ってこられました
僕「いえ…」
昨日の電話の印象とあまりにも雰囲気が異なるので少し呆気に取られましたが,同時に「チャンス!!」だと思いました.
いそいそと秘密兵器である涙の準備に入る僕←
そんな僕を尻目に冬山さんは続けます.
冬山さん「貴方たちは,いったいどういった覚悟でこの話し合いに臨んでいるの?」
冬山さん「もし仮に,旦那さんと別れて西村と一緒になったとして,上手くいくと思っているの?」
バカども「…」
まさかの第三者(というか上司)に正論を突きつけられて,硬直するバカども笑
そんなことはお構いなしに,冬山さんは続けます.
冬山さん「恐らくこの中で私が一番の年長者だと思うし,結婚生活も長いし,子どももいるけれど…」
冬山さん「そんな私から見ても,上手くいくわけないと思うし,上手くいかないって」
冬山さん,ありがとうございます.
目に涙を浮かべながらも,気持ちは完全に虎の威を借る狐状態の僕.
もはや親子3大○め○め波の気分です笑
冬山さん「私は今日,不貞行為という旦那さんへの十字架を背負った上で,夫婦の絆を固めて,元•妻が尽くしていくという話になるのかなと思っていた」
冬山さん「それなのに,ふにゃふにゃと…」
冬山さん「(西村に対して)お前も,なんでその覚悟を言わないん?でっかい声で」
冬山さん「聞いてて腹立つわ」
妹も冬山さんの言葉を聞きながら,首を縦に振っています.
するとしばらくの沈黙の後,冬山さんが突然言い放ちました.
冬山さん「…夫婦として,もう一回やり直したら?」
僕(…え?)
内心焦りました.
いやね,娘の将来のことを考えれば,確かに母親の存在が必要かもしれません.
でも,僕個人の立場から元•妻を見れば
- 自分本位 / 自分の欲望に忠実 という事実
- 明らかに 娘 < 自分 という親失格の価値観
- 反省していない / すべて他人のせい というクソのような姿勢
- 自分を客観視できない という社会人として重要な要素の欠落
といったところでしょうか.
僕,これからもこんな人と一緒にいないとダメですか?
確かに僕はここまで,娘のために復縁を希望する夫という立場でした.
冬山さんの言葉は,そんな僕の意見を汲んでのことだとわかっています.
でもね…そもそもそれは今後の展開を有利に持っていくためのもの.
あくまでも離婚は,不貞行為を犯した元•妻が望んだものである必要がありますし,それがもっとも僕が有利な展開なんです.
ドライブレコーダーの映像を見た時点で離婚を意識し始め…
昨夜の夫婦での話し合いにおける元•妻の態度で,僕の気持ちは離婚に傾倒し始め…
今日のここまでの元•妻の態度で,はっきりと離婚したい気持ちが出てきた僕…
それなのに,第三者であり,上司である冬山さんに説得されると,流石に元•妻も意見を変えるのではないか?と焦ったわけです.
いや,信じるんだ,元•妻の頑固さを…
貴女は他人の正論に耳を傾けるような,そんな真っ当な人間じゃない.
そんな僕の気持ちを知ってかしらずか,元•妻は無言を貫きます.
どうやら,かめ○め○も効かず,上司の説得も心に響かなかったようです.
そんな元•妻の様子を見て,思わずため息をつく冬山さんと安心する僕.
冬山さん「すみませんでした」
僕「いえ…」
冬山さんは再び僕に向かって謝罪をした後に
冬山さん「ほんまに腹が立っているので…」
と呟きました.
ご拝読ありがとうございました.
次回に続きます.
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